あっこんなってー
「聞き書 沖縄の食事」 農文協 は、読めば読むほど、面白い。
ぱらぱらめくっているだけでも、亜熱帯ならではの味文化が伝わってきます。
さて、今回ご紹介するのは、あっこんなってー。
まず、このネーミングに惹かれた私です。
あっこんとは、お芋のこと。お芋といってもさつまいも。
この本の中でも一番短いレシピなのでは?と思わせる、非常に簡単な説明。
実際つくると、どーなるか?
つくりかた
材料:いも 今回は、じゃがいもを使用。5〜6個
タピオカ キャッサバともいう、デンプン粉 100グラムほど
あとは、味付け用の、塩、こしょう、カレー粉、しょうゆ、バター、ネギなどを適宜。
1 じゃがいもの皮をむき、一口大に切る。粉ふきいもをつくるイメージ。
なべに入れ、ひたひたくらいに水を足し、火にかける。
沸騰したら、火を弱めて、おいも全体がよく煮えるようにする。
2 じゃがいもが煮える間、タピオカをボールに入れ,水で溶く。
さらさらするくらい。お好み焼きの種のイメージ。あるいは、片栗粉を溶いてからめる
中華料理の感じ。
3 じゃがいもに火が通り、水分が少なくなってきたら、水溶きしたタピオカを
なべに入れる。
4 木杓子などで、よく混ぜる。いもを切るようにし、タピオカを混ぜ込む。
ねばりが出てくる。
5 よくまざったら、みじん切りにしたネギ、しお・こしょう、カレー粉、しょうゆ、
バターなどを加え、味をつける。味見をしながら、適宜くわえていく。
6 さらによくまぜる。何かのつけあわせなら、薄味にする。
これで、一品にしたいときは、ベーコン、スパム、コンビーフ、ハム、焼き豚などを
混ぜ込むといいと思う。
7 できあがり! 今回は、カレー風味のマッシュポテトに近い出来ばえとなりました。